オーガニックコスメの選ぶ基準になる「推奨品マーク」とは?

「オーガニックコスメ」の選び方をこれまで、ジャンル別にご紹介してきましたが

初心者の方のために、「はずさないオーガニックコスメ」の選び方の基準として、

海外現地の認証団体の取材を元にして、消費者に安心安全なオーガニックコスメを

わかりやすく伝えるため、『推奨品マーク』を作り、厳しい基準をクリアして製品化

している「オーガニックコスメ協会」をご紹介します。

 

 

 

消費者は、中身が不明なまま化粧品を購入している!?

2010年以来、化粧品は全成分表示が義務付けられました。

全成分表示は、それまで消費者には化粧品がどのようなもので作られているかが

見えず、ようやく全成分が開示されることで安全な化粧品が選べるようになると

期待されていました。

 

しかし、いざ全成分表示が始まってみると、化粧品成分の数があまりに多く

化学成分名が難解なため、消費者が化粧品の全成分を見て、それが何らかで

できているのかを理解して購入するのは難しいということが判明しました。

 

その結果、一般消費者は、以前と同様にメーカーのパンフレットのうたい文句や

広告で、化粧品選びをするという状況が続いています。

そんな現状にあって、安心安全なコスメを選ぶ目安として、

「ヨーロッパのオーガニックコスメ認証マークを頼りにする」

という消費者も徐々にですが増えています。

 

 

 

 

 

EUのオーガニックコスメ基準の課題とは?

現在、世界中(アメリカ、EU各国、オーストラリアなど)のさまざまな団体が

オーガニックコスメ認証を行っています。

しかし現在のところ、その基準は団体によって異なり、世界共通の認証基準は

ありません。

 

そうした中で日本では特にEUの認証団体(エコサート、コスモス、BDIHなど)

のオーガニックコスメ認証マークに関心が高まっています。

しかし、日本ではよく知られていませんが、実はEUのオーガニックコスメ認証

基準では、一部の石油由来の合成防腐剤や合成界面活性剤が「使用可」と

なっています。

 

その理由は、化粧品製造においては、合成防腐剤や合成界面活性剤は、安定した

効果が求められるからです。

 

 

 

 

 

消費者の立場を優先して作られている証は「JOCA推奨品マーク」

そうした現状を踏まえて「日本オーガニックコスメ協会」はあくまでも消費者の

立場を優先して、オーガニックコスメの基準を提唱してきた。

さらに2015年、「日本オーガニックコスメ協会」は協会独自のコスメ基準に沿って

「JOCA推奨品マーク」を作りました。

 

「日本オーガニックコスメ協会」は、オーガニックコスメに使われる、基本的な

原料は、もともと自然界にあり、自然界で循環でき、自然界のバランスを崩すことが

ないものであるべき、という考え。

 

「日本オーガニックコスメ協会」が提唱するJOCA推奨品マークが目標とすべきことは

現状を踏まえつつ100%天然成分で製造された製品を普及推進することにあるようです。

 

 

 

 

 

「JOCA推奨品マーク」が「使用可能」とする基本原料とは?

以前は合成成分を使わずに化粧品を作ることは不可能という声も出ていましたが、

それは過去のことになりつつあります。

とくに日本の現状では、基礎化粧品、シャンプー、メイク用品まで、すべてのアイテム

において天然成分100%で作った成分が数多く市場に出ています。

 

そのために、天然成分100%で製造された製品が、オーガニックコスメと呼ぶに値すると

「日本オーガニックコスメ協会」は考えている姿勢。

 

例えばその化粧品にオーガニック認証の原料が使われているだけで、その他の成分として

乳化剤や防腐剤などに自然界にない合成成分が使われている製品は、JOCA推奨品として

認めていない。などがあります。

 

 

 

 

 

JOCA推奨品の製造方法の基準について

「日本オーガニックコスメ協会」は、オーガニックコスメの基本的な原料の基準について

提唱するだけでなく、されにその製造法についても基準を定めています。

JOCA推奨品基準は、コスメの製造工場から外部に合成成分を排出するなどの、環境に

負担をかけないこと求めています。

 

環境と共生できる製品作りは、未来の世代が健康に生きられうように汚染のない地球を

残していくためにもぜひとも必要なことです。

 

 

 

 

 

JOCA推奨品マークが目的としていることとは? 

すでに「JOCA推奨品マーク」を取得しているメーカーは、29社になりますが(2016年時点)

推奨品マーク普及活動の目的は3つあります。

その第一は、消費者が安全であることを確認して、本当に価値があるコスメを選べるよう

になること。(※現在、化粧品は全成分表示ですが、一つ一つの成分がわかる消費者は

ごく希少。)

 

第二番目に、天然100%でオーガニックコスメを作ろうと言うメーカーへ指針を示し、

そのための努力を促進すること。

 

第三番目二、化粧品成分について関心を持つ消費者が増えることによって、それをきっかけ

にして、「衣食住」オーガニックなライフスタイルを普及させていくこと。

 

この3つがJOCA推奨品マークが目的としていることで、「日本オーガニックコスメ協会」は

今後も、消費者の立場から健康と美のためのオーガニックライフ情報を伝える活動をしていく

姿勢を貫いている。

 

 

 

 

最後に

僕も周りのかなりマニアックにオーガニックコスメを詳しい方々から、

いろいろな情報を聞きますが、「日本オーガニックコスメ協会」の基準は

やはり相当高く、妥協のない製品ということがまちがいなく、今回詳しく

「JOCA推奨品マーク」など、初心者の方が選びやすい基準になるのでは?

とご紹介させていただきました。

 

それでも個人差は必ずあり、特にオーガニックコスメの場合は、今まで自分が

使ってきたものとのギャップが大きいということもあって、JOCAに限らず、

最初は合わないと感じる方も多いようです。

そこから使い続けていくうちに徐々に気づいてくる人が多数。

 

その辺も踏まえて、選ぶ基準を持っておくといいと思います。

みなさんの自分だけらしい、オーガニックライフスタイルを!

 

 

 

 

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Nakashima Daisuke

Nakashima Daisuke

表参道の有名店、店長兼マネージャーとしてサロンワーク、撮影、全国講演、商品開発などで活躍。フリーランスに転向後、子供を授かったのをきっかけに、次の世代以降をより良くし社会貢献するため、インタビュー、チャリティーカットを通して活動中。
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